こんにちは、熊本事務所のKです。
先月ほど、社内の研修でAWSは料金が怖くて手が出せないという話がありました。
しかしながら、AWSの一部サービスは毎月ある程度の時間は無料で動かせたりします。
そのため学習で軽く動かす程度ならお金は掛かりません。
そこで、私個人のアカウントでどれだけ料金がかかっていたか確認することにしました。
各機能をざっと触ったぐらいなので500円にも満たないはずです。

11月合計:$46.44

こんなはずではなかった。
明細を見ていくとEC2とRDSが課金の大半を占めていた様子。

詳細(一部抜粋)
 EC2
  EC2稼働(Unix) :$0.18
  ロードバランサー :$17.51
 RDS
  MySQLインスタンス :$11.34
 S3
  リクエスト  :$0.02
  ストレージ容量 :$0.01

ロードバランサー配下のEC2インスタンスは、お試しで使った後すぐ止めたはずでした。
が、明細に記録された利用時間は1ヶ月フル稼働の約720時間。
ちゃんと消したはずなのになぜ?

後で調べた結果、配下にEC2インスタンスがなくてもロードバランサーは単体で動いており、アクセスが無くても稼働はしているので料金がかかるということが分かりました。
つまり、EC2インスタンスだけでなくロードバランサーも削除する必要がありました。
11ドル請求されたRDSも似たような感じで、DBインスタンスを”停止”はさせましたが”削除”はしなかったため、残っていたストレージの利用料金を取られています。
また、RDSインスタンスの停止は最大7日までという制約があり、知らない間に稼働していた分の請求も見られました。
色々な無駄が発覚しましたが、これらのミスが無ければ全料金が差引き4ドルに満たないことも判明。
母親が無駄に電気を使うなと言っていた理由が分かった気がしました。
AWSはお金がかかるのか?結果としてはお金がかかってしまいました。
正しく使うことができれば安価で色々できるとは思います。

皆さんも不要なAWSリソースは、こまめに消すように気を付けましょう。